資産運用

3人の配当王に50年間仕えたらどうなっているのか【連続増配の配当利回り】

こんばんわ、Drオレンジ(@Dr_orange_bita)です

今回は”3人の配当王に50年間仕えたらどうなっていたのか”というお話しをしていきたいと思います。

配当王とは

配当王とは、その名の通り配当の王様。アメリカ市場において50年以上連続増配を続けているとんでもない歴史と実績を持つ銘柄のことを指します。

何人くらい王様がいるか気になりますよね?

信太郎(@nobutaro_mane)さんのブログ「マネリテ!」の記事によると現在25銘柄が配当王になっており、中には65年連続増配というキング中のキングも存在します。【配当王とは?】50年以上増配を続ける配当貴族の上位概念!実際の配当王銘柄を含めて紹介する。

で、今回はその中から私たち日本人にもなじみの深いKO、PG、JNJの3王に50年前投資していたら今の配当利回りはどうなっちゃってるの?というところを見ていきたいと思います。

ちなみに50年前に投資をして今どのくらいの配当利回りになっているかという算出方法ですが、シンプルに

直近1年間の配当金÷50年前の株価

で計算していきます。投資額に対しての配当利回りを算出しますね。

KO(コカコーラ)

まずはわれらがキング、コカコーラです。コカコーラはバフェット銘柄としても大変有名な超優良銘柄のひとつ。保有している方も多いのではないでしょうか。

50年前の株価どうやって調べようかなと思ったところ、tradingview.comさんで調べたら普通に出てきました。おかげで私の睡眠時間が削られずに済みました←

さっそくですが50年前の1970年10月、KOの株価はこちら。

1970年10月1日の終値は0.82ドル。おそらく株式分割があったりしてこんな細かい数字になってるのでしょう。

では直近1年間の配当金を確認してみましょう。

現在の配当利回りは3.33%ほど。(9/29現在)直近1年間の配当金は1.63ドルです。

 

・・・ん?

 

配当利回り200%?

 

 

さすがになんかの間違いかと思うのでもう一回計算してみましょう。

配当金÷株価(取得価格)→1.63÷0.82≒200%

 

えぇぇぇぇぇ!マジか!配当王すげぇ!!50年前に投資した金額の2倍が毎年返ってくる!これはとんでもないことですよ!

 

でもこんなにすごいのはKO王だけかもしれません。次のキングを見てみましょう。

PG(プロテクター&ギャンブル)

次にみんな大好きPGです。50年前の株価は1.69ドル

 

ちなみに現在の配当利回りは2.29%と決して高配当とは言えません。直近1年の配当金は3.16ドル

 

つまり

配当利回り約187%

 

・・・キングってみんなこうなの?

JNJ(ジョンソン&ジョンソン)

最後はJNJです。50年前の株価は1.18ドル。

現在の配当利回りは2.75%と微妙に高いですね。そして直近1年間の配当金は4.04ドル

 

利回りは脅威の342%

 

うぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・

キング!一生ついて行きます!

アメリカ人が投資した場合(物価)

さて、ここまで読んで賢明なる投資家の皆さんならお気づきかと思いますが、50年間のアメリカの物価上昇も忘れてはいけませんよね。

皆さんきっと「オレンジなに叫んでんだよ。だっさ。」と思ったことでしょう。大丈夫、これでも8年くらい株やってるので忘れてませんよ。

さて、物価が上がれば相対的に通貨の価値は下がるわけですから、単純な金額で見た場合とだいぶ印象が変わってくるはずです。

コチラのHPによると、アメリカの消費者物価指数は1980年のから現在約3倍以上になってるようです。世界経済のネタ帳

1970年のデータがないのですが、おそらく今の3-4ドルが昔の1ドルくらいの感覚でしょうか。

例えばKOなら大昔に0.82×3=2.46ドルを払って、今1.64ドルもらえてる感覚ですかね。感覚的な配当利回りも66%ほど。十分すぎるリターンといえるでしょう。

日本人が投資した場合(為替&物価)

では私たち日本人が50年前に投資していたらどうなるでしょうか。

まず為替レートの影響がとても大きいですね。1971年の4月まで固定相場制で1ドル=360円でした。現在のドル円レートは105円前後なので1/3以上価値が目減りしています。

さらに日本も50年前から大きく物価上昇してます。コチラの記事に日本の過去70年間の物価指数をまとめてありました。日本も1970年から3倍弱くらい物価が上がっているようです。ガベージニュース

つまり1970年当時の1ドルは360円で、360円は今の3倍くらいの感覚なので1080円の価値があったと言えそうですね。一番利回りが良かったJNJに当時日本から投資していたとしたら、1275円(1.18ドル)払って現在424円(4.04ドル)もらってる感覚ですね。感覚的な利回りは33%ほど。

アメリカ人ほどではありませんが、十分な見返りを得ていると言えますね。

配当キングはすごかった

今回は「配当王」に50年間投資したら今どうなってるの?というのを見てきました。個人的には結構面白い結果になったなぁという印象です。後半で見てきたとおり、連続増配株は為替や物価の影響をのぞいても見返りが大きかったようですね。

ただここでお伝えしたいのは、今後もそれが続くかどうかは分からないということ。たとえばKOは57年連続増配、つまり50年前はただの7年連続増配株でした。なので「配当キングに投資して50年間脳死しておけばOK!」とかいうそんな甘い話ではありません。実績があるとはいっても、あくまで1企業への投資にすぎません。減配や株価の暴落など色々なことがあり、その度に投資判断を迫られます。

つまり50年間という長い時間、王に絶対なる忠誠心を持って仕え、苦楽を共にした者のみが得られる超高リターンなのです。

※なお私は個別株、高配当投資を推奨していないことを念のため最後に添えておきます。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
Dr.オレンジ
30代♂大手経理マン。株スタ!株のスタートアップガイド管理人。日々、だれでも分かりやすい投資のはじめ方を情報発信している。日本の投資人口を増やして、みんなと株の話をしたいと思っている。