【決定版】ポジティブになれる5STEP!
スポンサーリンク

キャッシュフロー計算書(C/F)の分析ポイントを分かりやすく解説

 

Drオレンジ
Drオレンジ

こんにちは!Drオレンジです。


今回は、3つ目の財務諸表、キャッシュフロー計算書について解説していきたいと思います!

スポンサーリンク

1.キャッシュフロー計算書は現金の流れを表している【PLとの違い】

キャッシュフロー計算書(CF)は、貸借対照表、損益計算書に続く、3つ目の財務諸表で、お金の流れを表したものです。


一定期間のお金の流れを表していますので、この資料を見れば企業がどのようにしてお金を調達し、何に使ったかが分かります。

前回解説した損益計算書(PL)は、会社の収益と費用を表していました。
収益も費用も会計上の概念であるため、実際の現金の動きとは異なる場合があります。

どういうことでしょうか。
例えば・・

営業社員が取引先と契約した。

1月10日に品物を納めたので、売上をあげた。

契約では、2月10日に現金で一括支払いとなっている。

契約通り2月10日に振込された。

上記の場合には、売上を計上するタイミングは1月10日ですが、実際に現金が入ってくるのは2月10日です。

会計上の収益と、現金の動きに1か月間タイムラグがありますね。

このように、損益計算書(PL)では現金の動きを表すことができないため、キャッシュフロー計算書(CF)が使用されています。

会計上の収益、費用の概念を取り扱う損益計算書(PL)と比べて、キャッシュフロー計算書(CF)は、実際に存在する現金の流れを表しているので、ごまかしが効かないと言われており、近年の財務分析ではなくてはならない存在です。

2.3種類のキャッシュフロー【解説有り】

キャッシュフロー計算書(CF)の位置づけと意義がわかったところで、実際に見てみましょう。
CFの作りは、下表のようになっています。



キャッシュフロー計算書(CF)1



損益計算書(PL)で算出された利益から始まり、貸借対照表(BS)の期末現預金残高につながります。

会計上の概念である利益に対して、現金の支出に基づいて修正を加えることで、今手元にある現金に合致させるイメージです。

現金の支出が伴わない費用を足し戻したり、PLに記載のない現金の出入りを加減します。
キャッシュフロー計算書(CF)には、3種類のキャッシュフローが記載されています。


1.営業キャッシュフロー
・・・企業が事業をすることで得た現金。
本業の強さを表しており、大きければ大きいほどいい。
営業CFが数年継続してマイナスであれば、事業が上手くいっていない可能性が高い。



2.投資キャッシュフロー
・・・企業が投資に使用した現金。
投資に使用した現金なので、マイナスであることが通常は望ましい。
投資CFがプラスであれば、事業用の建物や土地を売却して資金を得たと考えられ、手元の資金がなくて資金繰りが苦しい可能性も示唆される。



3.財務キャッシュフロー
・・・資金調達をして得た現金。
財務CFは、借金をした場合はプラス、返済をした場合はマイナスになる。
当然マイナスのほうが望ましいが、成長期の企業などはその限りではない。

3.CFのパターン例【良い例・悪い例】

では、キャッシュフロー計算書(CF)を用いた基本的な企業分析の方法について解説します。

まずは、1つ目パターン。

CFパターン1


営業CFがプラス、投資・財務CFがマイナスのパターンです。


本業で稼いだお金(営業CF)を、事業への再投資(投資CF)と借入返済等(財務CF)に使用していることがわかります。

また、投資・財務CFを合わせたマイナス(‐400)よりも、営業CFのプラス(500)のほうが大きいですね。

本業でしっかり稼ぎ、それを自社の成長、改善のためにしっかりと使っている。
さらに余裕資金も確保できている。
良いキャッシュフロー計算書(CF)の典型パターンといえます。



次のパターンはどうでしょうか。

CFパターン2


営業CFと財務CFがプラス。投資FCがマイナスです。

本業でお金を稼いでいますが(営業CF 300)、それ以上に大きく事業への投資(投資CF ‐400)を行っており、足りないお金を借金(財務CF 200)している状態です。

借金という事業リスクをとりながらも、今後の成長のために大きく投資している。
成長期の企業によくみられるバターンです。

こういった企業へ投資を検討する場合、本当に企業が成長できそうかどうかをビジネスモデルや、事業環境等を考慮し、見極めていく必要があります。



3つ目のパターンです。

CFパターン3


営業CFがマイナス。投資・財務CFがプラスです。

本業で失ったお金(営業CF ‐700)を、自社の資産を売却し現金化したり(投資CF 300)、銀行などから借金(財務CF 300)をしたりして埋め合わせようとしている状態です。

手元の現金がなく、資金繰りに苦しんでいると推察されます。

しかもこの場合、自社の資産を売ったお金と、借金で得たお金をもってしても、事業で失ったお金の埋め合わせができていません。
典型的な悪いパターンと言えるでしょう。


投資手法にもよりますが、このようなキャッシュフロー計算書(CF)の企業に投資することはおススメしません。


今回は、財務諸表のキャッシュフロー計算書についてその見方と基本的な分析方法について解説しました。
この記事が少しでも皆さんの役に立てばうれしいです

人気記事初心者の株の始め方!知識0・お金0から本格的な株式投資をはじめよう

コメント