- 前向きないい意味の四字熟語を知りたい。
- 四字熟語を座右の銘にしたい。
- エピソードや語源なども知りたい。
今回は、このような望みを叶える内容となっております。
ポジティブな四字熟語を10ケ選び、語源やエピソードなどを添えてご紹介します。
この記事を読み終えれば、きっとお気に入りの四字熟語が見つかります。語源やエピソードも知っておくことで知識に深みを持つことができます。
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ポジティブ・前向きな四字熟語①不撓不屈(ふとうふくつ)
ポジティブ・前向きな四字熟語の1つめは、不撓不屈(ふとうふくつ)です。
苦労や困難があっても決して諦めず心が折れないことを意味します。
撓という漢字には、強いチカラで固いものが曲がるという意味があるため、不撓とは強いチカラでも曲がらないくらいの固さを表します。
不撓不屈は、中国の二十五史のひとつ「漢書」の文章で使われた四字熟語です。
「楽昌侯(ガクショウコウ)王商は篤実(トクジツ)で、不撓不屈の人であった」
王商は、威厳のある人となりで体格が良く、極めて優れた容貌であったようです。 王商は、父親の死後、楽昌侯を継いだのですが、その際に異母弟に財産を分与し、自分は一切受け取らなかったとのことです。 そういった態度が群臣の模範になり、風俗の教化に役立つとのことから諸曹侍中中郎将に抜擢されたようです。
東豊株式会社HPより引用
また、長安で民が「洪水が来る」と言って逃げ惑い、長安中がパニックに陥った時、 多くの大臣達が長安城に登って洪水を避けるべきだと主張したのですが、王商だけはこれは噂に過ぎず、 城に登らせるのは民を更に驚かせるだけだと主張し、 結果は事実無根の流言であったことが分かり、パニックは収まったとのことです。
ポジティブ・前向きな四字熟語②独立独歩(どくりつどっぽ)
ポジティブ・前向きな四字熟語の2つめは、独立独歩(どくりつどっぽ)です。
他人に頼らず自分の信じる道を歩く。自立して思い通りにする。という意味です。
独立独歩の独歩は、中国の宋時代の書物「無門関(むもんかん)」の文が語源とされています。
「大道無門、千差路有り。此の関を透得せば、乾岬に独歩せん。」
大きな道は門がなく千の道があり、難所を通過すれば思うように堂々と歩けるという意味だそうです。
ポジティブ・前向きな四字熟語③気宇壮大(きうそうだい)
ポジティブ・前向きな四字熟語の3つめは、気宇壮大(きうそうだい)です。
モノゴトの発想やアイデアが並外れて立派であることを意味します。
気宇壮大の気は「気持ち」、宇は「宇宙」を指しています。
つまり「気持ちが宇宙のように大きく立派だ」ということです。
ポジティブ・前向きな四字熟語④十年一剣(じゅうねんいっけん)
ポジティブ・前向きな四字熟語の4つめは、十年一剣(じゅうねんいっけん)です。
長い間、武術の鍛錬を積んで力を発揮するチャンスを待つことを意味します。
十年一剣の語源は、中唐の詩人賈島の詩が由来です。
十年、一剣を磨く
霜刃、未だ曾(かつ)て試みず
今日把(と)りて君に似(しめ)す
誰か不平の事有りや
十年間1つの剣を磨いてきたが、霜のように光るこの刃をまだ使ったことはない。今日これを君に贈る。誰か不平の者がいたら殺してくれ。
というように訳せます。
ポジティブ・前向きな四字熟語⑤威風堂々(いふうどうどう)
ポジティブ・前向きな四字熟語の5つめは、威風堂々(いふうどうどう)です。
態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派な様子を意味します。
行進曲の名前としても有名ですね。
ポジティブ・前向きな四字熟語⑥七転八起(しちてんはっき)
ポジティブ・前向きな四字熟語の6つめは、七転八起(しちてんはっき)です。
7回転んでも8回起き上がる様子から、何度失敗してもくじけないことを意味します。
七転八起の語源は、仏教の達磨大師を由来とする説と、聖書の「正しいものは七たび倒れてもまた起き上がる」という句をを由来とする説があります。
ポジティブ・前向きな四字熟語⑦新進気鋭(しんしんきえい)
ポジティブ・前向きな四字熟語の7つめは、新進気鋭(しんしんきえい)です。
新しく現れて意気込みが鋭く将来有望な様子を意味します。
新進とは、新しい分野で活躍するという意味の熟語です。
気鋭は、字の通り気持ちが鋭い、つまり積極的なことを意味します。
2つをあわせて「新しい分野で積極的に活躍する」という意味になります。
ポジティブ・前向きな四字熟語⑧点滴穿石(てんてきせんせき)
ポジティブ・前向きな四字熟語の8つめは、点滴穿石(てんてきせんせき)です。
小さい力でも積み重ねれば大きな力になることを意味します。
点滴とは、一滴の水。穿石は、石を穿つ(うがつ)つまり石に穴を開けること。
一滴の水でも何度も落ちれば石に穴をあける様子を示しています。
ポジティブ・前向きな四字熟語⑨愛及屋鳥(あいきゅうおくう)
ポジティブ・前向きな四字熟語の9つめは、愛及屋鳥(あいきゅうおくう)です。
溺愛することを意味します。
屋鳥とは屋根に止まっている鳥のこと。そのヒトを愛しすぎて、そのヒトに関係することは
ちなみに、ボカロ曲にもなっているようですね。おそろしい(?)
ポジティブ・前向きな四字熟語⑩破顔一笑(はがんいっしょう)
ポジティブ・前向きな四字熟語の10つめは、破顔一笑(はがんいっしょう)です。
破顔は、こわばった表情を破り顔がほころぶ様子。
一笑は、少し笑う様子。破顔一笑は、にっこりと笑うことを意味します。
ポジティブ・前向きな四字熟語を知ってるとかっこいい!
今回は、ポジティブな意味を持つ四字熟語を10つご紹介しました。
ぜひともお気に入りの四字熟語を見つけて座右の銘にしてくださいね。
語源や豆知識もあわせて覚えておくと、博識でかっこいいと思われますよ!
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