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ROEの計算式と意味を分かりやすく解説!ROEを使いこなそう!

 

Drオレンジ
Drオレンジ

こんにちは。Drオレンジです!



PER、PBR、ROAに続いて今回はROEを解説していきます
ROEは投資銘柄を選ぶ際に大変注目されている指標です。上場企業の中には、ROEの向上を目標としているものもあります。それだけ重要な指標ですので、しっかりと理解をして実践で使っていきましょう

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1.ROEを理解する

それでは早速ROEについて学んでいきましょう!
この指標を使いこなせれば、投資初心者卒業と言っても良いかもしれません!

1-1.ROEは株主と利益をつなぐ指標【計算式あり】

ROE(Return On Equity)は、純利益と純資産の比率です。

ROE = 純利益 ÷ 純資産(=株主資本)

ROEの目安は8%と言われており、業界にもよりますが一般的にROE10%を超えれば高ROEと言えるでしょう。


ROE


純資産は、会社のオカネでしたね。そして会社は、株主のものです。
そのため純資産を株主資本とも言います。

ROEは、株主資本を使ってどれほどの利益を出せたかを表しており、会社の収益性を図る指標です。

例えば・・・

A社は100万円を元手(=株主資本)にして、5万円稼ぎました。(ROE 5%)

B社は100万円を元手に、50万円を稼ぎました。(ROE 50%)

そして今、両社とも更に100万円の元手を必要としています。
では、どちらの会社に投資した方が儲かると思いますか?

断然、B社ですよね
B社の方が預けた100万円を効率良く使って稼いでくれそうです。


このようにROEは、株主の出したおカネと利益をつなぐ指標です。
そして、B社のようにROEが高い企業は、少ないおカネで沢山稼いでくれるので、収益性が高いと言えるのです。

1-2.ROEは企業を一回りする【図で説明】

以前ご紹介したROAは、2つの指標に分解することが出来ました。

ROA = 純利益率 × 総資産回転率

ROEはそこにもう1つ加え、3つに分解することが出来ます。


ROE = 純利益 ÷ 純資産
=  (純利益/売上高) × (売上高/総資産) × (総資産/純資産)
=  純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ

財務レバレッジとは、他人からどれくらいおカネを借りているかを表す指標です。

財務レバレッジ



純利益率は、利益率すなわち「稼ぎを利益として残す」力

総資産回転率は、効率性すなわち「資産を効率よく使って稼ぐ」力

ということは、ROAの時にお話しました。

財務レバレッジは、健全性すなわち「どれだけ他人のおカネを借りているか」

ですので、3つの指標を図にすると下記の通りです。

利益率×効率性×健全性


純資産から始まりBSとPLをグルっと一回りしていることが分かるかと思います。

ROEは、企業を一回りして

利益率・効率性・健全性


を知ることが出来る便利な指標なのです

1-3.良いROEと悪いROEがある【理由を解説】

ROEはものすごく便利な指標ですが、取扱いには注意が必要です。
なぜならROEは経営者が意図的に上げることができる指標だからです。

意図的に挙げられたROEは悪いROEです

どういうことかというと先述の通り、ROEは利益率・効率性・健全性から成立します。

ROEが上がる原因は

1.利益率が高い

2.効率性が高い

3.健全性が低い=財務レバレッジが高い

の3パターンが考えられます。

そのため、経営者が他人から沢山おカネを借りて、健全性が低くなる(=財務レバレッジを高くなる)とROEが上がってしまうのです。

高ROEだからと、安易に株式を購入するのは大変危険です。

2.ROEを使ってみよう

それではROEを実践で使ってみましょう。
お使いの証券会社やその他サイトのツールを使ってROE30%以上で検索してみましょう。
120件ヒットしました(2018年12月20現在)

ROEを実践

2-1.ROEが高い理由を探る

それでは、例として2145 UTグループを取り上げてみましょう。
UTグループの高ROEはどこから来ているのかを探ります。
四季報のデータが載っているページを参照して下さい。



ROE実践2


① ROEは今期予想の数値と、前期実績の数値が用意されています。投資手法によってどちらを重視するか変わってくるかと思いますが、基本的には来期予想の数値を見ましょう。

② 自己資本比率33.1%ですね。

③ 総資産回転率は

予想売上高100,000 ÷ 総資産30,026 = およそ3

総資産回転率は日本企業の場合1倍が平均値と言われていますので、UTグループは効率性が高いと言えるようです。

④ 純利益率は

純利益4,500 ÷ 予想売上高100,000 = 約5%

可もなく不可もなくといったところでしょうか。

2-2.特に財務レバレッジを必ずチェック!

では、財務レバレッジはどうでしょう。

さきほど、②自己資本比率33.1%とありました。

自己資本比率は、 純資産 ÷ 総資産 で求めることが出来ます。

あれ?なんか見たことある計算式のような・・

もうお気づきかもしれませんが、自己資本比率は財務レバレッジの逆数になっています!

そのため自己資本比率が分かれば財務レバレッジも分かってしまうのです。
この場合は、33.1%の逆数ですから

100 / 33.1 = およそ3倍

このように簡単に計算することが出来ます。

以上をまとめると、UTグループのROEは下記の通りとなります。

純利益率 約5% × 総資産回転率 約3 × 財務レバレッジ 約3倍 = 約45%

総資産回転率が高く、財務レバレッジも3倍と高いためこのような高ROEを実現しているということが分かりました。

ここまで分かれば、財務レバレッジ3倍が適正倍率かどうかの分析を行っていく・・・。と言った感じです。


ROEは会社の体質を大まかに捉え、さらに深い分析につなげていくことができる大変便利な指標なのです

ROEをしっかりと使いこなしてお宝銘柄を発掘しましょう




この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです

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