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経理歴8年の私が、「財務三表一体分析法」を分かりやすく解説します

 

Drオレンジ
Drオレンジ

こんにちは!Drオレンジです。



今回は、今まで学んできた3つの決算書(以下財務3表)のつながりについてお話していきます。

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1.事業とは3つの活動を行うこと

今まで財務3表の1つ1つの見方や基礎的な分析方法についてご紹介してきました。
財務3表に共通することは、どれも会社が行う事業のことを表しているということです。

では、そもそも事業とはどういった活動のことを言うのでしょうか。

実は、事業はたった3つの活動で成り立っています。


1.おカネを集める


2.投資をする


3.利益を上げる




1.おカネを集める
事業をするためには元手となるおカネ(資本)が必要です。
おカネを集める方法は、株式を発行して株主から集めたり、銀行から借り入れをしたり、債権を発行したり様々な方法があります。



2.投資をする
集めたおカネ(資本)を使って、事業をするために必要なモノ(資産)を購入します。
土地や建物、機械設備や自動車など必要なものを買って事業を始めたり、今行っている事業を拡大させます。



3.利益を上げる
事業を行うためにそろえたモノ(資産)を使って、事業をします。
顧客に自社の商品やサービスを提供して対価としてお金をもらうことで利益が生まれます。
そうして上げた利益は、会社のおカネ(資本)となり、翌年の行う事業へ使われたり、株主に還元されたりします。


どんな業界でも、どんなビジネスモデルでも、株式会社である限りこの3つの活動を繰り返し行って会社を運用しています。
そして、これらの3つの活動がどのように行われたかを表したものが、財務3表なのです。

2.事業の3つの活動と財務3表の繋がり【解説あり】

では、先の3つの活動と財務3表がどのように繋がっているのでしょうか。


財務3表

※「財務3表一体理解法」(國貞克則著)を参考に作成



上の図は、事業の3つの活動と財務3表の各々の箇所の繋がりを表したものです。


まず、お金を集めた時はBSとCFに計上します。
BSでは、他人から集めた場合は「負債」に、自分のおカネを出した場合は「純資産(自己資本)」にそれぞれ計上します。
CFでは、「財務CF」に資金調達した方法と金額を計上します。


投資をした時、こちらもBSとCFに計上します。
しかし、お金を集めた時と違ってBSでは「資産」へ計上し、CFの「投資CF」へ計上します。


そして事業を行って利益を上げた(もしくは損失を出した)ら、PLとCFに計上します。
PLにはどのようにして利益を上げたか計上し、CFには「営業CF」の欄に計上します。


このように財務3表を見れば、事業の3つの活動がどのように行われているかが一目瞭然となります。
そのため投資を行う際に、財務3表が読めないということは、会社の状況を知らないことに等しいのです。

3.事業への再投資か財務改善か

事業活動を行って、利益を上げたら翌年度に資本として利用できます。
今年の利益を上げる活動が、翌年のおカネを集める活動につながっているのです。
この時経営者は、この利益(資本)をどのように使うか選択を迫られることになります。


財務3表2





1.新しい資産を買う。

財務3表3


まず考えられるのが、事業で得た資本を再度事業に投資。
事業の拡大を図るという使い方です。
これを再投資といいます。
例えば土地や建物、その他事業を行う上で必要なモノ(資産)を購入すると、その分だけBSの資産も増えます。上の図のように、総資本が増えて会社の規模が大きくなります。

まだ伸びしろがある企業や、収益性の高い企業は積極的にこの使い方を選択していくべきでしょう。



2.借金を減らす

財務3表4

次に考えられるのは、事業で得た資本で借金を返済するという使い方です。
利益剰余金は会社のおカネですから、他人資本(借金)が減り、自己資本が増えます。
つまり財務状況が改善されます。

成長期から成熟期へ移行する。借金が膨れ上がっているなど、経営を安定させたい企業はこの使い方を選択するべきでしょう。

おわりに

記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
今まで全7回にわたり、決算書(財務3表)の見方や分析方法についてお伝えしてきました。

なるべく分かりやすく、そして投資家として最低限の知識を詰め込んだつもりです。
これらの記事が少しでも皆さんの理解に役立つことがあれば幸いです。


しかし、財務分析の世界は奥が深く、まだまだお伝えできていないことは沢山あります。
これからもどんどん情報発信をしていきますので、お付き合いいただけると幸いです

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