資産運用

【初心者向け解説】レバレッジ型ETF『TECL』その脅威のパフォーマンス

レバレッジ型ETF TECL

こんにちは、Drオレンジ(@Dr_orange_bita)です。

最近というかここ数か月ずっと米国株の上昇が堅調で、含み益が膨らんでいる投資家が多いようです。

ツイッターのタイムラインは「○○万円突破!」という喜びの報告がたくさんあがっておりますね。

そして、これだけ強い上昇が続く中でふつうの株じゃ飽き足らなくなった投資家が出てきたようです・・・。

レバレッジ型ETFがよく話題になってきました。とくにITセクターレバレッジETFのTECLが人気の印象です。

『まだ投資していないけど気になってる』という方もいるのではないでしょうか?

というわけで今回はレバレッジ型ETF「TECL」について一緒に見ていきましょう!

↓後から読みたい方はこちらをクリック(一時保存できます。)

 このエントリーをはてなブックマークに追加

TECL概要

TECL基本情報

設定日 2008/12/7

経費率 1.08%

組入銘柄数 71

TECLの正式名称は ディレクションデイリー テクノロジー株 ブル3倍 ETF。

S&P500の構成銘柄のうち情報技術セクターで構成されるインデックス「テクノロジー・セレクト・セクター・インデックス」の値動きの3倍を目標に運用されるファンドです。

ITセクターETFのXLKと同じインデックスなのでXLKの3倍です。(理論上は)

 

現在アメリカの株高をけん引しているITセクター、その3倍の値動きというのだから超強力ですね。

では構成銘柄を見ていきましょう

TECLの構成銘柄・セクター

まずはセクター比率を確認しましょう。

ソフトフェアがトップ、ついでITサービス、ハードウェア、半導体と続きます。

つづいて構成銘柄上位を見てみましょう。

アップル、マイクロソフトだけで全体約40%を占める構成。ついでVISAやマスターカード、インテルなど人気の大型IT銘柄へ分散投資されています。

最近NYダウ銘柄に新しく採用されたセールスフォースもカバーしており、ITセクターにおいては死角なしといったところですね。

 

と、上記は2019年12月末時点のデータです。現在の構成銘柄をブルームバークで確認したところ…。

アップルやマイクロソフトの構成割合がかなり落ちていますね。そしてDCGXX(米国債)が組入れ2位に。これはおそらくコロナショックによるボラティリティの緩和のためでしょうか。

これからTECLに投資する方は、ITセクター株以外も投資先に含まれていることを認知しておいた方が良さそうです。

TECLのパフォーマンス

では、気になるパフォーマンスを確認しましょう。

2008年の設定来からのチャートをS&P500(赤)、Nasdaq(紫)と比較してみました。

スゴすぎるとしかいいようがないですね…。パフォーマンスが良いはずのsp500とNasdaqがほとんど横一線にみえます。

設定当初が4ドルほどで取引されており、現在は407.55ドル。

・・・え、100倍?あってる?ちょっと目を疑いたくなりますが、なんかチャートにも1万パーセントとかかいてるので、100倍っぽいです。笑

もし2008年に100万円分TECLを買って今の今まで冬眠していたら、起きた瞬間億万長者!夢がありますね~!

 

しかし、冬眠できない人にとってそんなにカンタンではないようです。

こちらはコロナショック前後の2020年1月から5月までを切り取ったチャート。

他の指数と比べ圧倒的に落ち込みが激しく回復も遅いのが分かりますね。

2/10~3/16のわずか一か月足らずで▲72%という絶望的な落ち込みっぷりを見せています。100万円が1ヶ月で18万円です。これはキツイ。

 

コロナショックを経験した方なら、この数字がどれほど危険なものか想像できるのではないでしょうか。

先行きが分からず不安でいっぱいの中、どんどん減っていく資産。

考えただけで恐ろしい。冬眠できない人にとってまさにハイスク・ハイリターンのジェットコースターのようなETFです。

TECLへの投資

これからTECLへ投資しようと考えている方にお伝えしたいのは全力買いは止めておきましょう!ということです。

高いボラティリティに耐えきれないケースがほとんどでしょう。

 

もし投資を考えているなら、全体の資産のうち多くとも10%~20%程度にとどめておけば、長期投資もできると思います。

ただしレンジ相場(行ったり来たり)が続くとレバレッジETFにとっては不利。

なので、上昇トレンドに乗れているときちょっぴりポートフォリオに加えておく資産拡大をブーストしてくれそうですね。

TECLには夢がある!

今回は情報技術セクターレバレッジ型ETF『TECL』について見ていきました。

私自身はレバレッジETFを利用したことがほとんどありませんが、自分のポートフォリオにVGTなど情報技術セクターETFをかなりの割合組入れているので、個人的には全然アリですね。

ただし現金を50%以上保有しているため、TECLへの投資は矛盾が生じます。しかも明らかに株高な今、あえてレバレッジETFに手を付けるのも微妙なので残念ながら投資は見送りですかね・・・。

今回は以上!

Drオレンジ
Drオレンジ
ポチッと応援いただけると励みになります!

にほんブログ村 にほんブログ村へ
ABOUT ME
Dr.オレンジ
30代♂大手経理マン。株スタ!株のスタートアップガイド管理人。日々、だれでも分かりやすい投資のはじめ方を情報発信している。日本の投資人口を増やして、みんなと株の話をしたいと思っている。